■歌の女神が搾るよう声で”泣いていいよ”と叫ぶ。

競馬に負けて帰る夜汽車の中で
ジャニス・ジョブリンの「CRY」を聴く。
女神の前髪をつかみ損ねた私に
歌の女神が搾るような声で“泣いていいよ”と叫ぶ。
癒しと勇気を与えられて懲りずに、”次こそ“と力が湧いてくる。

2017年3月11日

すこし愛して、なが~く愛して…(竹ちゃん)

若い頃、サントリー「レッド」を浴びるほど飲んで意識を失いました。

“洋服が汚れるから”(?)という理由で下着姿にされ

新宿からアパートまで引きずられるように帰りました。

翌朝起きて、昨夜の醜態に気付かず

ふとんや下着が真っ黒に汚れているわけが思い出せません。

洋酒の美味しさに気付くまで

数えきれない失敗がありました。

2017年3月11日

■七人の侍、荒野の七人、そしてマグニフィセント7。

「七人の侍」があって「荒野の七人」が生まれ

そして「マグニフィンセント7」が公開された。

物語の骨格はもちろん「七人の侍]です。

映画の迫力は黒沢監督に及びませんが、志村喬やユル・ブリンナーとは違い、

デンゼル・ワシントンの優しさが際立つ作品でした。

私にとってはギャンブラーのカウボーイが「ツキが来た」と微笑むのが最高の場面です。

2017年2月12日

■一句、投句されました。(yucho)

宇多須神社で行われる「節分祭」の俳句を募集したところ、

以下の俳句が寄せられました。

 

・艶やかに袖振る風に福香る  (竹)

 

・神社(かみやしろ)賑わう声に鬼がさる  (竹)

 

・如月の空に舞う豆春を呼ぶ  (竹)

 

皆さま、振るって投句!お願いいたします。

2月3日(金)までです!

 

2016年12月27日

 

■続!夢は、正に、正夢。(yucho)

後ろ向きの中村さんが、顔を見せにやって来た。

これで5人が正式に座に着いた。

沢田さんはもうかなり酔ってきて一段と頬の赤さが増してきた。

2016年12月23日

■夢は、正に、正夢。(竹ちゃん)

敦賀で加藤吉平商店の「夢は正夢」という美味しい酒を飲みました。

決して深い絆で結ばれたわけではない楽しい仲間が揃うのは

朝から出発直前(午後3時まで)パチンコに集中していた松本の中村さんが

甲斐甲斐しく5人を集めた結果です。

60歳過ぎても相変わらず10代の荒っぽい運転を繰り返す

高岡の沢田さんの車に4人が乗り込み、

素人面で女性の胸を触る、当日、下痢気味の滝澤さんが

やたらとサービスエリアに立ち寄りたがるのを無視しながらの道中でした。

敦賀で待ち構えていたのは真面目な理論家、

酒が入るとやたらと沢田さんの少ない髪の頭を叩く

実態はとんでもない女たらしの矢納さんです。

酒と料理は絶品、敦賀の「てんてん」は類まれな居酒屋でした。

2016年12月13日

■実話をもとにした人情話、紺屋高尾。

実話をもとにした落語の人情話です。

話は、付け足したり、盛り上げたり、どんな結末で終わるのか

演者(落語家)によってさまざま異なります。

しかし”高雄”が”久藏”の年月をかけた恋心に打たれる場面では、

毎度、感動してしまいます。

大好きな落語です。

2,016年12月1日

■身の丈およそ5mもある「造り物」が町を練り歩く。

40年住んでいるこの地が気に入った理由。

祭りの花形・勇壮な棒振り、

獅子吼と手取川の急峻な景色、

岩魚と山葵に地酒の旨さ。

今年も蓬莱祭りの秋がやって来る。

2016年10月18日

■まだゴジラは富山にやってこない。

映画シン・ゴジラを見て、
30年前、「富山にゴジラが…」の自主制作映画を思い出す。
役目は資金集めと出演交渉。
転勤が相次ぎ、作品は未完成に終わる。
まだゴジラは富山にやってこない。
2016年9月8日

■太極拳を始めた。

太極拳を始めた。
手の位置、足の運び、体の向き、ゆっくりとした流れの中に
思いのほかたくさんの動きが隠されている。
右から左、前から後ろ、上から下、柔らかな体重移動と
メリハリをもった姿勢、難しいけれどくせになる。
2016年7月10日

■予想の当たらないダービーがやって来る。

1969年、6番人気の旨・ダイシンボルガードがダービーに勝った時、

この馬券を当てて東京から故郷へ帰る列車に乗り込んだ。

運賃と配当金(単勝1390円)が同額であった。

この年は28頭が出走、ゲートが開いた瞬間に1番人気が落馬する波乱のレースでした。

以来、今日まで46年間、

予想の当たらないダービーがやってくる。

2016年6月20日

■井上陽水、40年前が蘇らないコンサート。

井上陽水。

皮肉な語りで笑いを誘い、

リハーサルでは全く別の曲をやり(本人語る)、

「渚にまつわるエトセトラ」ではじけるアンコール。

歌い終えた舞台の上で、観客が会場を後にするのを、何度もお辞儀をしながら見送る。

らしくないのか、それとも全て演出なのか?

40年前が蘇らないコンサート、

楽しいけれど、どこか落ち着かない、不思議な時間を過ごした。

■ハァー♪ 忘れしゃんすな山中道を…東や松山 西や薬師

山中温泉に行き、浴衣で聴いた山中節に今更ながらとても感動しました。

♪~忘れしゃんすな、山中道を~と始まる1番から、

なんと160番とも180番とも言われるまで続く民謡です。

もちろん最後まで披露されたわけではありませんが、

長い間、たくさんの人が歌い継いだ歴史と愛着が感じられます。

三味線ひとつの伴奏で、山中温泉の魅力を1分間に凝縮したゆったりとした調べが、

静かな温泉宿の中に、染みるように広がる、至極の時でした。

2016年2月27日

■いつも側に”喫茶店”がありました。

初恋の相手とキスをした「あらんにゃ」

友達と入り浸った「ペーパードール」

入社当時から毎朝集まって仲間と夜の打ち合わせをした「JOY」

結婚相手とのデートは「御坊坂」

日に三度通った「石の花」

チャイに癒された「ミント」

兄との会話はモーニングセットの美味しい「さかい屋」

 

お店のマスターや優しい顔、温かい紅茶の味

どこにいても、いつも側に”喫茶店”がある生活です。

2016年1月22日

■麻雀とゴルフ、神の二拍子…阿波踊り。

晴天の爽やかな緑の中でゴルフをしていると、

ふと、薄暗い部屋の、汚れた空気の中で、麻雀がしたいと強く願う心が見つかる。

こんな明るい日差しの下で、いったい何をしているのかと自分を見失い、

いるべき場所を間違えているような気になる。

その逆に、麻雀の最中に、目にも鮮やかな緑の中でゴルフがしたいと無性に願う瞬間もある。

 

初雪の降った朝、なぜか思い出すのが”徳島の阿波踊り”。

あの激しく、明るい音の洪水の中で、力強いおとこ踊り、華麗で整然としたおんな踊り、

街を包む勢いのある熱気、捩じり鉢巻き、舞うようなうちわの動き、温かい鯛めし、

すべてが大好きな阿波踊りである。

 

寒く、白く変化している景色の中に、一瞬の夏を切り取ったような祭りのざわめきが蘇る。

2015年12月28日

■レモン・ハート…余韻の残るテレビ番組です。

BSフジで毎週月曜日に放送されている「レモン・ハート」は秀逸な作品です。

漫画が原作の番組ですが、素晴らしい俳優たちの演技で映像化されています。

BARのカウンターを舞台に、大人の粋な世界とでも呼べるような、静かな流れの中で、

とても濃い話しがゆっくりと展開されます。

心温まる、笑える、泣けるドラマです。

見終わった後に、素敵なひと時を味わった喜びを誰かに伝えたくなる、

鮮やかな、そして余韻の残るテレビ番組です。

ひとつだけ残念なのは、劇中で紹介されるお酒がとても高価なもので、

味わってみたいと思っても手が届かないことです。

2015年11月8日

■いつまでも見られる側でいてほしい。

キューバとアメリカの国交が回復するニュースに、思い出すのが

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」です。

ライ・クーダというアメリカのミュージシャンが、

古き良き時代のキューバ音楽の奏者や歌手を訪ね歩き、蘇らせる内容でした。

何よりも彼らを尊敬し、その音楽に惚れ込んだライ・クーダの姿勢が素晴らしい映像でした。

 

ミック・ジャガー(ローロング・ストーンズ)も映画を製作しました。

ソウルミュージックの創世記、数ある黒人ミュージシャンの中でも

絶大な人気を誇ったジェームズ・ブラウンの生涯を描いています。


ミック・ジャガーが彼を尊敬し、映像化したことは納得できますが、

ひと時でも作り手に変わったのは寂しい限りです。

いつまでも見られる側、これからも歌い続けるローリング・ストーンズのボーカルでいてほしい。

2015年8月22日

■長い目で見守る成熟したサポーターが必要です。

カナダでの女子ワールドカップサッカーは、前回、頂点を極めた”なでしこ”が

準優勝に終わり幕を閉じました。

私がサッカーを始めた頃は、選手の数も揃わず”部”にはなれない”同好会”で、

芝生の上でボールを蹴ったことは一度もなく、

校庭の外にある空き地で、小石を拾ってから練習を始めるのが日課でした。


男子日本代表の対外試合といえば、国立競技場で杉山や釜本に精一杯声援を送った日韓戦くらいで、

ワールドカップはドイツの「ベッケンバウワー」に魅了され「ゲルトミュラー」に唖然とし、

アルゼンチンの”闘牛士”「ケンペス」に興奮した遠い世界の出来事です。


サッカーは長い間、人々の関心が薄いスポーツでしたが、

近年やっとワールドカップに毎回出場出来るようになりました。

しかし”絶対に負けられない…”とか”運命の…”などの表現はいかにも大袈裟で、

事前の優勝予想も時期尚早かと思います。

長い時間をかけて成長した日本サッカーには、長い目で見守る成熟したサポーターが必要です。

2015年7月13日

■家庭を顧みなくて…46年。(竹内倉一郎)

今年、山口県で開催される競技麻雀の全国大会(ねんりんピック)に向けて、

県の代表4人を選ぶ予選が行われました。

競技麻雀は初めての参加ですが、184名中2位、準優勝という予想外の成績に驚き、

経験よりも当日の運が左右する競技大会の結果とはいえ、喜びました。

 

これまで長く続けていたものの、負けたり、勝ったりの繰り返し、

多少の巧さは身に着くけれど強さとは無縁です。

ましてや大勢の人と比べ、順位を付けることなど有りませんでした。

帰宅して、つい、この結果を自慢すると、家族からは冷たい反応です。

 

そして毎日麻雀に励んだ半世紀(麻雀歴46年)は、

いかに家庭を顧みなかった日々かと思い知ったのです。

2015年5月28日

■南無阿弥ダービー(竹内倉一郎)

競馬(土)競馬(日)の一泊旅行、的中率の低さに嘆く帰り道はいつも長く感じるが

向う列車の時間は、競馬新聞に赤鉛筆を走らせるレース予想に集中して、あっ!という間。

比較的空いている車内、通路を隔てた隣に坊さんらしき人、

備え付けの簡易テーブルに墨で書かれた本を開き、それを書き写している。

揺れる車内で写経?

わずかな通路を挟み、右と左はまるで違う世界。

先を見る予想勝負の道を、真っ直ぐに歩んで48年。

先を見る目のなさに気付かぬ年月がやがて半世紀を迎える。

2015年4月1日

■ 舌耕とは話すことで生計を立てるの意、落語家もそうでしょうか。(竹内倉一郎)

舌耕とは話すことで生計を立てるの意、落語家もそうでしょうか。

大好きな“古今亭志ん朝”と“桂米朝”がいて、落語をたっぷり楽しみました。

志ん朝はたどたどしい“マクラ”に、いかにも不器用な江戸っ子を感じさせて、

ごつごつとした話しぶりながら、ぐいぐいと引き込まれます。

米朝は柔らかい語りで、滑らかに話が耳になじみます。

中身に関西の芸能をふんだんに盛り込み、じわじわと“落ち”へと進めていきます。

二人とも魅力的な落語家でした。

同時代に素晴らしい人たちの話を生で味わえたことを喜びつつ、冥福を祈ります。

2015年3月25日

■…またあの二人に会える嬉しさで溢れた。(竹内倉一郎)

冷たい頭脳で言葉の抜き身を振り回すような同心・木暮信次郎が解き明かし

小間物問屋 遠野屋・清之助(元は暗殺者)が事件の闇に、まさしく切り込む。

主役ともいえる二人は、むき出しの刀身と、なにものをも受け切る覚悟で

争うような冷たい火花を散らす。

その間合いに、年老いた江戸っ子岡っ引き・伊佐治が絡む。

 

”あさのあつこ”の時代小説、「弥勒の月」「夜叉桜」「木練柿」「東雲の途」と読み終えて

引き込まれた素晴らしい物語もこれで終わりかと寂しく思った矢先、

続いて「冬天の昴」が発刊された時の喜びは、またあの二人に会える嬉しさで溢れた。

もう少しゆっくり読めば良かったと、勿体なさを感じつつ、

読み終えた瞬間から次が待ち遠しくてならない。

2015年2月1日

■毎朝「サンダーストラック」を聴きながら出勤している。(竹内倉一郎)

小学校の高学年からローリングストーンズに嵌り、

ソウル全盛の高校時代はディスコに通い

年上の初恋相手とはBS&Tのブラスロックを聴いた。

 

霧の箱根(アフロディーテ)でピンクフロイド

雨中の後楽園で大興奮したGFR(なんと口パク!)

レッドツェッペリンの来日コンサートは完全制覇した。


好きな音楽を仕事にしたくて30歳過ぎに洋楽番組を担当。

様々な曲を紹介する日々で唯一耳になじまなかったのがAC/DC

仕事と割り切っても聴く気にならなかった。


あれから30年…毎朝「サンダーストラック」を聴きながら出勤!

大好きなAC/DCの曲である。

2015年1月14日

■ワッツ!(竹内倉一郎)

人気の女子高生アマンダ(リー・トンプソン)に憧れるキース(エリック・ストルツ)が

幼馴染ワッツ(メアリー・スチュアート・マスターソン)の助けを借りて恋を成就させようとする。

ところがキースをずっと好きでいてくれたワッツの心にやっと気付き、去っていこうとする後ろ姿に”ワッツ!”

と叫び、呼び止める。

その瞬間が忘れられない映画「恋しくて」。


ワッツを演じるメアリー・スチュアート・マスターソンが素敵でつい片思いの恋に自分を投影してしまう。

一途な思いを友情のように見せかけ、近くに居るだけで満足しようとする健気で臆病な心。

でも最後は多くの片思い男女が勇気づけられる結末です。


主役は、まさしくワッツですが、アマンダも魅力的です。

嫌味な女王様気取りではなく、人の心をくみ取ることのできる女性として描かれています。

女性の思いに鈍感なキースに”あなたが大切にすべきなのはワッツ”と教えてくれる場面に感激します。

2015年1月1日

お問い合わせ⇒yucho1209@gmail.com